当院は皮膚科のクリニックです。
患者さんとスタッフと医師で成り立っています。
学校では生徒さんと先生で成り立っています。
なにを言ってんだ?という感じですね。
なにを言いたいかと言いますと
「患者さんにも皮膚科の疾患・治療内容について学んでいただきたい」
ということです。
当院を受診された患者さんならお気づきかと思いますが、
①まずは病気についての説明(原因のわからない場合もありますが・・(T-T))
②治療方針について
③治療後のケアについて
を、初診時にセットでお話するようにしています。
特に②のところですが…
「こういった症状にはこの程度の塗り薬を塗ってください」
「ここにはこの強さの塗り薬を、ここにはこっちの塗り薬を」
「この程度まで改善したらこうスキンケアに切り替えてください」
「治ってもこうなったらこうしてください」
なんやらごちゃごちゃ細かいことを言われます。
しかも、へたしたら診察のたびに毎回言われることもあるはずです。
たぶん、めんどくさいなと思われてるんだろなと思いつつ、あえてそうしています。
なぜか?
何度も話を聞いていただいていくうちに患者さん自身に自分自身の主治医に、あるいはお子さんの主治医になっていただきたいからです。
もちろん、症状によっては病院に来ていただかないと対応できないこともありますが、いつもと同じ症状ならこの軟膏で対応したらいいと分かっていただいていると、すぐに病院にこれなくてもひどくなる前に早目早目に対応していただけることが多いからです。
私が「○○軟膏はありますか?」などと、名前で呼ぶことが多いのも少しでも、(例えば)顔のこんな感じの皮膚炎にはこの軟膏がいいというのを覚えていただきたいと考えているからです。
もちろん、迷われたらご相談ください。
少しでも皮膚でお困りの方のお役に立てたらなと思う日々です。
それから、学会等でお休みをいただく日があるかと思いますが、皆さんに最新の医療情報を還元できるよう頑張っていきたいと思います。
年内に決まっている学会で休診になる日です。
5月30日土曜日(終日休診)
7月25日土曜日(終日休診)
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。