2015.04.08更新

肌荒れってピンキリかなとおもいます。

ニキビができやすくなっての肌荒れから、ひどい乾燥肌での肌荒れからいろいろです。

 

今回は特にお子さんの乾燥肌からくる肌荒れについてお話をしたいとおもいます。

「肌が荒れていく」

荒れたらどうなるか?

「痒くなる」

痒いから掻いたらどうなるか?

「ハウスダストなどの抗原の侵入を防げない」
「バイ菌が入ってとびひになりやすくなる」

 

とびひはともかく、抗原の侵入を許したら?

「アレルギー(アトピー含む)になる可能性が高くなる」

えらいこっちゃです・・。

 

もちろん、アレルギー体質がまったくないなら多少は問題ないでしょうけれども、もし、ママ、パパに花粉症などのアレルギー体質をお持ちの親御さんから生まれてこられたお子さんはアレルギー体質を引き継いでいる可能性が高いと言われています。

もちろん、痒みは辛いですから最優先で治さないといけないのですが、実は治ってからのスキンケアであったり、皮膚炎になる前の予防がさりげに一番大切なことと考えています。

 

ちなみに…

昨年の海外での論文ですが、

「赤ちゃんの頃からスキンケアをされているお子さんの5年後のアトピーの発症率が下がる」

というデータが出ました。

スキンケアをしておけばアトピーになる可能性が低くなるということです。

家系的にアレルギー体質がある場合(は特に)、赤ちゃんが生まれたら肌にトラブルがなくてもスキンケアしてあげたほうがいいですよ、ということです。

 

スキンケアの必要性を分かっていただいたところで…次回、リアルなスキンケアについてお話しますね。

では!

 

次回に続く

https://www.hifu-ikomakuma.com/blog/2015/04/post-6-64931.html

投稿者: 皮膚科 生駒熊本クリニック

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